「北朝鮮の度重なる暴挙に厳しく抗議する」 志位委員長の談話

「北朝鮮の度重なる暴挙に厳しく抗議する」 志位委員長の談話

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北朝鮮の弾道ミサイル発射について

                     日本共産党幹部会委員長 志位和夫

                         2017年5月29日


一、北朝鮮は、本日、国際社会の強い警告にもかかわらず、ふたたび弾道ミサイルの発射を強行した。北朝鮮の行動は、世界の平和と安定にとっての重大な脅威であり、累次の国連安保理決議、6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に違反し、この地域を航行する船舶、航空機の安全にとっても重大である。度重なる暴挙に厳しく抗議する。

一、この問題の解決は、国連安保理の声明(5月22日)が表明しているように、外交的解決しかない。経済制裁の全面実施・強化が必要だが、その目的は対話におかれなくてはならない。関係国が北朝鮮との外交交渉に踏み切り、そのなかで核・ミサイル開発をとめ、その放棄を迫ることが急務である。特に、日朝平壌宣言の当事者である日本をはじめ関係国が、6カ国協議を含め対話による解決をはかる努力を、抜本的に強めるよう求める。

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