北朝鮮の核実験を糾弾する-日本共産党志位和夫委員長の談話

北朝鮮の核実験を糾弾する-日本共産党志位和夫委員長の談話

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日本共産党の志位和夫委員長は、北朝鮮が強行した核実験について核・ミサイル開発の放棄を求めた数度の国連安保理決議、6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に違反する暴挙であると厳しく糾弾する談話を発表しました。

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北朝鮮の核実験を糾弾する

2016年9月9日  日本共産党幹部会委員長  志位和夫


 

一、北朝鮮は、本日、核実験を強行した。北朝鮮による核実験の強行は5回目であり、この間繰り返された弾道ミサイル発射とともに、世界の平和と安定にとっての重大な脅威であり、北朝鮮の核・ミサイル開発の放棄を求めた累次の国連安保理決議、6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に違反する暴挙である。

 日本共産党は、この無法な暴挙をきびしく糾弾する。

一、3月3日に全会一致で採択された国連安保理決議は、北朝鮮の核実験と弾道ミサイル発射を「最も強い言葉で非難」し、制裁措置の強化を決定するとともに、「6カ国協議への支持を再確認し、その再開を呼びかけ、2005年9月の共同声明での誓約への支持を再表明する」とのべている。

 核・ミサイル開発を放棄させるため、北朝鮮を6カ国協議の対話のテーブルにつかせることは、いよいよ急務である。

 そのために、国際社会が一致結束して、制裁措置の全面的で厳格な実施とその強化を含め、政治的・外交的努力を抜本的に強めることを求める。

一、核武装強化の道を進むことは、いよいよ国際的孤立を深め、北朝鮮自身にとっても未来のない道であることを、強く指摘するものである。

以上

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