学習会「TPPと医療」に参加しました。

学習会「TPPと医療」に参加しました。

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橋本市「国民健康保険制度の充実を求める会」主催の学習会「TPPに参加したら国民皆保険が脅かされる」に参加しました。和歌山保険医協会事務局長の上野さんが講師。映画「シッコ」を題材にTPPに参加すれば、どうなるのかを、わかりやすく講演をしていただきました。

TPPに参加しても、国民世論があって一気には変わらないだろうが、よく考えてほしい。例えば生命保険会社は、契約者が入院などした場合、現在の5000円とか10000円の現金支給をしているが、これが「現物支給」(契約に応じた治療を提供すること)になると、保険会社が契約している病院、ドクターが特定され、治療も契約内容で決まったものを提供するというものです。アメリカでは、このことによって自己負担が発生し、治療が中断したり、一部になったり、深刻な問題になっています。会場からは、「イギリスやフランスの医療費が無料だが、どうやってできるのか」と言う質問があり、講師先生はずばり「税金です。保険料を払って、窓口負担があるのがそもそもおかしい」。会場からは「以前は、日本も無料だった」とやりとりがありました。

講師先生の「フランスという国は国民世論が怖いけれど、日本は国民が国を怖がっている」との話を聞き、日本の異常な政治に腹が立ちました。参院選で日本共産党の議席増を勝ちとるため、支持者のみなさんの力も借りね悪政をストップさせたいと強く思いました。国保学習会 004

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