安倍首相の法制局長官人事は「クーデター」的な行為

安倍首相の法制局長官人事は「クーデター」的な行為

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「しんぶん赤旗」日刊紙13日付は、自民党の古賀誠元幹事長と山崎拓元副総裁が、西日本新聞紙上での対談(11日付)について掲載しています。

両氏は参院選結果を受けて、「暴走が一番怖い」(古賀氏)、「政権が暴走しないよう党内の『チェック・アンド・バランス』を働かせないといけない」(山崎氏)と一致。内閣法制局長官に集団的自衛権容認派とされる小松一郎駐仏大便を起用したことについて山崎氏が「法治国家としてどうかな、と思う」と懸念を表明しました。
山崎氏は「集団的自衛権の行使は、寮法改正をした上でするべきだ。歴代政権は、法制局長官の『国際法上は集団的自衛権を持っているが憲法9条の解釈から行使はできない』という見解を尊重してきた。現政権はそれを強引に変えようとしている」と指摘。「集団的自衛権の行使を解釈で変えるというのは、憲法9条改正と同じ」とも述べています。
古賀氏は山崎氏の話を受け、「私たちのような戦争の怖さを知っている人間からすれば、あの人事には驚かされた。自衛権については議論する時代に来ているが、それを人事で決めるのには怖さがある」と応じています。

立場の違いを認め、憲法を生かし、世界から注目される日本の国づくりを、国民のみなさんと進めたいと思います。

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