沖縄全戦没者追悼式で、平和の詩を朗読する安里有生君

沖縄全戦没者追悼式で、平和の詩を朗読する安里有生君

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沖縄県与那嶺国町立久部良君が、沖縄全戦没者追悼式で朗読した詩。

感動して、うるうるしました。「へいわってすてきだね」というタイトルです。

沖縄県与那国町立久部良小1年、安里有生君(6)

へいわってなにかな。 ぼくは、かんがえたよ。 おともだちとなかよし。 かぞくが、げんき。 えがおであそぶ。 ねこがわらう。 おなかがいっぱい。 やぎがのんびりあるいてる。 けんかしてもすぐなかなおり。 ちょうめいそうがたくさんはえ、 よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。 みなとには、フェリーがとまっていて、 うみには、かめやかじきがおよいでる。 やさしいこころがにじになる。 へいわっていいね。へいわってうれしいね。 みんなのこころから、 へいわがうまれるんだね。
せんそうは、おそろしい 「ドドーン、ドカーン。」 ばくだんがおちてくるこわいおと。 おなかがすいて、くるしむこども。 かぞくがしんでしまってなくひとたち。
ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。 このへいわが、ずっとつづいてほしい。 みんなのえがおがずっと、つづいてほしい。
へいわなかぞく、 へいわながっこう、 へいわなよなぐにじま、 へいわなおきなわ、 へいわなせかい、 へいわってすてきだね。
これからも、ずっとへいわがつづくように ぼくも、ぼくのできることからがんばるよ。

いかがですか。

自民党は、中国や北朝鮮問題を根拠の一つに、国防軍の創設を唱えています。私は「外交が全くない」自民党政治では、4分の1にあたる沖縄県民が犠牲になった沖縄戦の現実と、この詩をどう受けとめるのでしょうか。

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