県議選に「富岡清彦」氏、市議選に「高本かつじ」氏を発表

県議選に「富岡清彦」氏、市議選に「高本かつじ」氏を発表

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 紀北地区委員会は、市長選挙と同時に行われる3月16日投票の県議・市議補選の候補者を発表しました。
 県議補選に立候補を予定している、富岡清彦市議は6期23年間の豊かな実績をもつ市議です。橋本市の保育所「延長保育」実現めざす活動を皮切りに、国保税の引き下げ、コミュニティバスを走らせる運動などを、保護者・保育士さんをはじめ地域住民の方と粘り強くがんばってきました。
 市議選挙に立候補を予定している、高本かつじさんは世界的大企業の「ダイキン工業」で働き、職場の労働条件を改善する運動を取り組んできた「正義を貫く」熱い心を持った方です。現在、ダイキン工業の「派遣切り」をされた派遣労働者の「復職」を求める裁判闘争の支援組織でも活動しています。橋本市では、市民のくらしと福祉を守り拡充する運動を行っています。

 和歌山県議会の構成は、自民党県議28人、改革クラブ5人、日本共産党4人、公明党3人。橋本市は全員(3人)自民党県議。富岡氏は「橋本市選出県議3議席の一角に入り、県民・市民要求を県政に届け、平和とくらしを守る県議として働きたい」と話しました。具体的には、(1)憲法を踏みにじる秘密保護法の強行、集団的自衛権の解釈改憲による「戦争する国づくり」、大企業には減税、国民には消費税増税と社会保障の後退など、安倍内閣の暴走はひどい。和歌山県の問題としては、関西電力は県内の建設を断念しておらず、知事はオスプレイの災害時の活用を認めるなどがある。安倍内閣の暴走政治の一つひとつは「県民」との矛盾を広げている。私が当選することで、橋本市の自民党独占の議席に風穴を開け、市民の安倍内閣への審判としたい。(2)地方自治体本来の仕事は、住民のくらしや福祉第一で役割をはたすこと。私は「市民が主人公」の立場で、橋本市議としてがんばってきた。国は社会保障の改悪をすすめてきたが、広域行政である県政が悪政の防波堤としての役割を果たすなら、市民のくらしは改善できる。多くの市民の声を県政の場に届けられる日本共産党の私なら、県知事に提案できます。橋本市はもちろん和歌山は中小企業などが県経済と雇用を支えています。企業誘致だけでなく、中小企業と地場産業を応援する県政に取り組みたい。和歌山県は人口が減少しており、橋本市もそうです。適正規模の名での学校統廃合ではなく、教育予算をしっかり確保し、子ども医療費の中学校卒業までの無料化を実現し、子育てを応援する政治を実現したい。(3)橋本市は、和歌山県の東の玄関口。和歌山県の顔にふさわしいまちづくりをめざしたい。(ア) [医療・福祉分野] 国保税の引き下げ、介護保険の負担軽減、(イ) [子育て・教育] 中学校卒業までの医療費の無料化、高校全県1区「見直し」、(ウ) [産業・雇用分野] 住宅リフォーム助成など、地場産業や中小企業の仕事づくり、振興策。福祉・介護職の待遇改善、(エ) 知事が表明した災害訓練へのオスプレイ受け入れに反対。原発ゼロの立場に立ち、再稼働に反対する。
 富岡氏は最後に、「市議の実績を生かし、和歌山県財政は5500~6000億円規模を、県民のためにお金の使い方を変える提案をおおいにやりたい」と決意を語りました。

 高本氏は、次のような決意を話しました。
 市議会の定数22のうち、日本共産党は2議席だが、市民の願いにこたえる仕事を数多くしてきた。最近では、住民運動として取り組んだ「国保税の引き下げ」。一昨年度一世帯6,000円の引き下げとなった。またコミュニティバスは9年前はなかったが、日本共産党が長年要求し、9年前の市長選挙で、わが党も推薦をした市長候補の政策が現市長の公約にもなり、実現した。一昨年は、自民党県議にもよびかけ、地元区長のみなさんとも共同して、計4台になった。
 今回、富岡市議が県議選挙に立候補することにより議席を減らすが、日本共産党2議席を確保し、議案を提案する権利を再び獲得したいと立候補を決意した。県議の富岡さんと私たち市議2議席が一体となって市民要求を県政で、市政で取りあげ、そして市民との共同の努力で実現していきたい。富岡市議が述べた政策に加え、(ア) 橋本市の農業の振興、(イ) 公共交通体系の整備、地元商店によるNPO型の買い物事業、(ウ) 一方的な中学校統廃合の中止、保育所の民営化の中止と私立の運営費の増額、(エ) 水道料金の値下げ、などを実現したい。
 いま日本共産党は、橋本民報を配布しています。ぜひご覧下さい。

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