麻生氏 ナチスに学べ 「気づかぬうちに改憲」と暴言

麻生氏 ナチスに学べ 「気づかぬうちに改憲」と暴言

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 麻生太郎副総理が29日、東京都内のホテルで講演した際、憲法改定問題に関し、「いつの間にか騒がれるようになった。マスコミが騒いで、中国も韓国も。ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気がつかなかった。あの手口に学んだらどうかね」と。
 ナチス・ヒットラーが何をしたか、それはヨーロッパを中心に戦火に陥れ、ユダヤの人々の殺戮はもちろん、多くの人たちを殺し、暗黒の時代にしたのは明白です。今なおナチスへの追及が続いているのです。
 この発言は、一閣僚の問題にととどまらず、異常な「歴史観」と政治姿勢が安倍内閣につらぬかれていることをものがたっているでしょう。それは、維新の会の橋下・石原両代表の発言とも共通しています。
 安倍自民党は、憲法96条を変え、9条の改憲をねらう勢力は、国防軍の創設、アメリカと戦争する体制を狙い、死刑を最高刑とする軍法会議の設置まで描いているのです。立場を超え力を合わせて、憲法を守り、生かすために協力の輪をひろげたい。

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