37年前の7月、日本共産党は「自由と民主主義の宣言」を発表

37年前の7月、日本共産党は「自由と民主主義の宣言」を発表

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 37年前の7月(1976年7月30日)、自由と民主主義の宣言が日本共産党の党大会で採択されました。日本共産党が、日本の将来の国づくりの土台に、自由と民主主義を擁護・発展させることを宣言しています。

いま疑問として寄せられる質問の一つに、日本共産党は「中国や北朝鮮と同じでは」があります。同じでないのはもちろんですが、二つのことを知ってほしいとお話しします。

① 私は、中国や北朝鮮は「あまり好きではありません」。だけど国の政治に関わる政党としては、好き嫌いで接するわけではありません。国益を守り、アジアでの名誉ある地位を築くため、外交によって良好な関係を築くことに尽力するのが政党としての態度ではないでしょうか。だからアメリカとの関係も、「嫌い」なのではなく、アメリカの圧力によって日本の政治が大きくゆがめられている事実をあげ、その根源である安保条約を廃棄し、新たに友好条約を結ぶことを提案しています。

② 日本共産党は、それまでの日本共産党の見解と政策をまとめた「自由と民主主義」の宣言にあるように、自由と民主主義をどれほど重視しているかをみてほしいのです。この立場から見れば、今の中国の体制は、大きくかけ離れているのは歴然としています。

また日本共産党は、中国や北朝鮮から様々な干渉を受けてきました。中国共産党は私たちに謝罪したことをもって、関係を復活させました。それはアジアの政権党としての中国共産党への対応です。北朝鮮は未だに謝罪をしないので、関係を断絶させています。それでも、北朝鮮に国会議員連盟の一員として訪朝します。日本共産党は、アジアの各国の政権党とも交流しています。もちろん立場は違っても、その立場を尊重して交流しています。偏った外交は危険です。安倍自民党政治の「日米同盟」一本は、バランスを失い、むしろ日本の立場を低下させているのではないでしょうか。

みなさんのご質問をお待ちしています。

今も、重要な方針として、大切にしている文書です。ごらんください。また感想などお寄せください。

http://www.jcp.or.jp/jcp/Sengen/

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