小池副委員長と蓮池透さんが対談

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「しんぶん赤旗」6/12より
 日本共産党の小池副委員長は10日、都内で開かれたマスコミ労働者日本共産党後援会の集いで、元北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の蓮池透氏と対談しましした。
 集いでは、蓮池氏が北朝鮮の拉致問題、原発、憲法などをテーマに講演。その後、駆けつけた小池氏と対談しました。平和外交、拉致問題解決への道、原発ゼロなどへのテーマで両氏の思いはぴたりと響きあいました。
 小池氏が「安倍外交は東アジアで孤立を深めている。憲法9条を生かした平和のアジア外交を本気でやる政治に変えなければならない」と語ると、蓮池氏は「そのとおり。孤立を日米同盟強化で乗り切るのは間違い。アジア外交にこそ力を入れるべきだ」と応じました。
 拉致問題について蓮池氏が「被害者・家族は政治に翻弄され続けてきました。対話・交渉こそが大切です」と語ると、小池氏は、日本共産党が小泉首相(当時)の訪朝を評価し、「協力をおしまない」との態度を取ったことを紹介。「制裁による解決は何も生み出さない。対話による解決が必要です」と指摘しました。
 原発問題で両氏は「原発の再稼働を許さない」方向で一致。小池氏は「大飯原発を止め、原発ゼロへの道を今すぐ進もう」と語り、元東京電力社員の蓮池氏は「廃炉技術を世界中に広げる役割を果たすべきだ」と訴えました。
 退団後の講演で小池氏は、アベノミクス、憲法、原発などの国政の焦点にふれ、「今、自民党とその政治に断固として対決している共産党という構図が鮮明になってきた」と強調。「みなさんとともにたたかいを進め、新しい世の中をつくりたい」と力を込めました。

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